【Blender Addon】Advanced Ocean Modifierで水面を簡単に作る

ネコニウム研究所

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【Blender Addon】Advanced Ocean Modifierで水面を簡単に作る

2022-5-5 |

Blenderで「Advanced Ocean Modifier」というアドオンを使って水面を簡単に作りたい!

概要

この記事では、Blenderで「Advanced Ocean Modifier」というアドオンを使って水面を簡単に作る手順を掲載する。

仕様書

環境

  • Blender 3.1.2
  • Advanced Ocean Modifier 3.1 V2

手順書

「インストール編」と「水面編」と「ボート?編」の3部構成です。

インストール編

  1. 「Edit」->「Preferences」の順にクリックする。
  2. ダイアログが表示されるので「Install」をクリックする。
  3. ファイルを選択するダイアログが表示されるので「AOM_3-1_V2.zip」を選択して「Install Add-on」をクリックする。
  4. 前のダイアログに戻る。「Object: Advanced Ocean Modifier」にチェックを入れて、ダイアログを閉じる。

水面編

  1. 右に縦方向のタブに「Adv-Ocean」が追加されてるのでクリックする。
  2. 「Advanced Ocean Modifier」->「Add Ocean」をクリックする。
  3. 水面用のオブジェクトが追加される。
  4. 既にアニメーションの設定がされてるので、Dope Sheetの再生ボタンをクリックしてみよう。
  5. ああ!なんかそれっぽい感じに動いてる!
  6. 「Viewport Shading」に切り替える。光源が小さく暗いので光源をSUN(太陽)にしてStrengthを調整する。
  7. Dope Sheetの再生ボタンをクリックしてアニメーションを再生してみる。マテリアルが表示に反映されて更にそれっぽくなってる。
  8. 水面のプリセットを変更してみる。「Ocean Presets」->「Global Presets」をクリックして、リストの中から「Stromy(嵐的?)」を選択する。
  9. 「Apply Preset」をクリックする。
  10. 水面にプリセットが適用される。なんだか荒々しい感じに。
  11. まだアニメーションにプリセットが適用されてない。「Advanced Ocean Modifier」->「Duration of Simulation」->「Update」をクリックする。
  12. Dope Sheetの再生ボタンをクリックしてアニメーションを再生してみる。ストーミーな感じになってますね!

ボート?編

  1. なにか水面に浮かべてみたい…。MagicaVoxelでおもむろになにか作る。キャラクターをMinecraftのボート的なものに乗せたモデルを作った。
  2. 水面に浮かべたいオブジェクト(この記事の場合は「aloe」)を選択した状態で「Ocean Object Interaction」->「Float Object(s)」をクリックする。
  3. カメラアングルを変えちゃったんであれなんですが、オブジェクトが水面上に良い感じで配置される。この状態でDope Sheetの再生ボタンをクリックしてアニメーションを再生してみると…。
  4. うわああああぁぁぁ!!

    すごい波が来てますが意外と転覆しない。面白いなこれ。

まとめ(感想文)

アドオンのパラメーターやオブジェクトの大きさを調整してみたり、「Pure-Sky Pro」で空を追加してみたりしたアニメーションをレンダリングしてみた。

完全に漂流しちゃってる。

簡単操作でここまでできるってすごいですね。そして、めちゃくちゃ楽しい。もっとめちゃくちゃにしたい!!

引用・参考文献

「Advanced Ocean Modifier」はBlender Marketで購入できるよ!(2022年5月4日の時点で$35