【MagicaVoxel】noiseコマンドを使ってランダムな形状を作る

ネコニウム研究所

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【MagicaVoxel】noiseコマンドを使ってランダムな形状を作る

2022-2-17 |

MagicaVoxelでnoiseコマンドを使ってランダムな形状を作りたい!

概要

この記事では、MagicaVoxelでnoiuseコマンドを使ってランダムな形状を作る手順を掲載する。

仕様書

環境

  • MagicaVoxel 0.99.6.4

手順書

  1. エディター下部のconsoleに下記を入力する。
    noise 123 0.03 0.2 0.5

  2. Enterを押すとnoiseコマンドが実行されてランダムな形状が生成される。

解説

noiseコマンドのフォーマットは下記のとおりです。

noise [seed scale=0.03 min=0.2 max=0.5]

seed以外のパラメーターは省略可能。

seedは乱数のシード値を設定する。このパラメーターを変えることで生成される形状のパターンが変化する。

下記からは、私がパラメーターをいろいろ変えてみて、多分そうじゃないかなという感じの内容になってます。間違ってるかも。

scaleは生成される形状の大きさを設定する。0以外の-1を超える1未満の数値を入力する。1-1に近づくほど、形状が細かくなり、0に近づくと形状が大きくなる。

minはパラメーターを負の方向に大きくすると、生成される形状が各ベクトルの正の方向に大きくなる。

maxはパラメーターを正の方向に大きくすると、生成される形状が各ベクトルの負の方向に大きくなる。

minmax未満の数値、maxminを超える数値に設定する。

作成例

seedを変えてみる

noise 108 0.03 0.2 0.5

scaleを大きくしてみる

noise 108 0.05 0.2 0.5

scaleを更に大きくしてみる

生成される形状が徐々に細かくなってるのが分かる。

noise 108 0.1 0.2 0.5

scaleを更に更に大きくしてみる

このあたりでノイズの粒度が細かくなり過ぎて、砂嵐的なノイズになってくる。

noise 108 0.5 0.2 0.5

scaleを更に更に更に大きくしてみる

ここまで来ると前回の形状と区別がつかない。気持ち密度が上がってる?

noise 108 0.9 0.2 0.5

minを小さくして形状を正の方向に大きくしてみる

noise 108 0.03 0 0.5

maxを大きくして形状を負の方向に大きくしてみる

noise 108 0.03 0.2 1

まとめ(感想文)

複雑な形状を作るのに便利かもね!

引用・参考文献

Consoleのコマンドは公式サイトの下記のページで確認できます。

MagicaVoxel - Commands