【Godot4】Godot3のTweenをGodot4に移植する

ネコニウム研究所

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【Godot4】Godot3のTweenをGodot4に移植する

2023-5-5 | ,

Godot4のGDScriptでGodot3のTweenをGodot4に移植したい!

概要

今回の記事では、Godot4のGDScriptでGodot3のTweenをGodot4に移植する手順を掲載する。

TweenはGodot3ではNodeの種類として存在してたんだけども、Godot4ではNodeの種類からは削除されてコードから直接入力して使うようになった。

仕様書

環境

  • Gogot 4.0

手順書

下記は自分自身をpositionからdestinationに移動する例。

# Godot3
onready var tween = $Tween
tween.interpolate_property(self, "position", position, destination, .1, Tween.TRANS_QUINT, Tween.EASE_IN)
tween.start()

# Godot4
var tween = get_tree().create_tween()
tween.tween_property(self, "position", destination, 0.1)
tween.set_ease(Tween.EASE_IN)
tween.set_trans(Tween.TRANS_QUINT)
tween.play()

Godot3では一つの関数で複数の機能を設定してたのを、Godot4ではそれぞれ機能毎に関数が分けられた感じ。
また、Godot4では開始地点positionの指定は不要になってる。現在の地点がそのまま使われる。

まとめ(感想文)

Tweenってほとんどの場合コードから使うので、この変更は妥当だと思った今日この頃。