UbuntuにFA-101を接続してみた
Ubuntu に EDIROL の FA-101 というオーディオインターフェースを接続してみた。
FA-101 は、FireWire(IEEE 1394)で PC と接続する必要がある。
実家で熟成させてあったデスクトップ PC に FA-101 を接続させて使うまでの奮闘記です。(奮闘したとは言っていない)
環境
- Ubuntu 18.04.3 LTS
結果
FireWire(IEEE 1394)のポートを増設し、ケーブルで PC と接続するだけで使えるようになった。
※ 余談だか、Windows 10 に接続したい場合は、公式のドライバーを書き換える必要がある。
経緯
実家にある壊れたデスクトップ PC とその PC を修理するために 1 年前に買って熟成させておいたパーツを組み合わせて、WEB ブラウジングやちょっとしたレコーディングをできる環境を作りたい。(PC もパーツも熟成済みだ!)
マルチチャンネルで同時にレコーディングできるようにしたい。となると、オーディオインターフェイスが必要になる。
単身赴任先のハードオフのジャンクコーナーで 2,000 円弱で買った EDIROL の FA-101 があったのでこれを接続することにした。
説明
FA-101 は、USB で接続する機器ではなく、FireWire(IEEE 1394)という規格のポートとケーブルで接続する機器である。
FireWire(IEEE 1394)のポートは、最近の PC に用意されていないことが多いので、PCI カード(デスクトップ PC の背面のあれ)でポートを増設する必要がある。
私は、下記の増設ボードを買って取り付けた。
マザーボードによって取り付けることのできない可能性もあるので注意だ。また、GPU が干渉して取り付けれない場合もある。
ケーブルは、下記を使用した。
FA-101 は、FireWire(IEEE 1394)のポートが 2 つあったので、2 本分買った。
おそらく、ひとつはデータ通信用で、もうひとつは電源用のようだ。電源アダプターも別であるんだけど、FireWire(IEEE 1394)のポートに 2 本接続したところで現在アダプター不要で使用できている。
Ubuntu で FA-101 を既定のオーディオデバイスに設定する手順は下記のとおり。
- Settings を開く。
- Sound を開く。
- 「Choose a device sound output」の中にある「Multichannel Output - EDIROL FA-101」をダブルクリックする。(クリックで選択するだけでは設定されなかった)
感想文
FA-101 は古い機器、そして、私にとってはあまり馴染みのない FireWire(IEEE 1394)を使うということもあり、使用できるまで苦戦するじゃないか、最悪使えないんじゃないかと身構えていたんだけども、接続するだけであっさり使えてビックリしたというか感心したというか。
細かいことは分からない。しかし、古いオーディオインターフェイスを使うなら Windows よりも Ubuntu の方が楽っていうね。なんだかちょっと不思議な感じ。
後日、Windows 10 に UA-25 を接続したんだけど、こっちの方が数倍面倒だった。という話は次回に。