CentOS 7 に PHP 7 をインストールする手順のメモだよ!
WordPress や Laravel の新しいバージョンを使いたい場合、必要な処理です。
環境
- CentOS 7.7.1908
- PHP 7.4.3
手順
- Remi リポジトリを yum に登録する
yum install epel-release
wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
rpm -Uvh remi-release-7.rpm
rm remi-release-7.rpm
- repo ファイルを編集する
vim /etc/yum.repos.d/remi-php74.repo
/etc/yum.repos.d/
の中に remi-php7*.repo
というファイルがバージョン毎にあるので、インストールしたいバージョンのファイルを任意のテキストエディタで開く。
テキストエディタは、vim でも nano でも VSCODE でも何でもいいです。
上記の例は、PHP 7.4 を vim で開く。
[remi-php74]
name=Remi's PHP 7.4 RPM repository for Enterprise Linux 7 - $basearch
#baseurl=http://rpms.remirepo.net/enterprise/7/php74/$basearch/
#mirrorlist=https://rpms.remirepo.net/enterprise/7/php74/httpsmirror
mirrorlist=http://cdn.remirepo.net/enterprise/7/php74/mirror
enabled=0
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-remi
5 行目を enabled=1
に変更し、ファイルを保管する。
※ 実際の行番号は上記と異なる
- yum から PHP をインストールする
yum install php --enablerepo=remi,remi-74
- PHP のバーションを確認する
php -v
下記の様に目的のバージョンが評されていれば完了です。
PHP 7.4.3 (cli) (built: Feb 18 2020 11:53:05) ( NTS )
お疲れさまでした!
トラブルシューティング
yum が失敗する
複数の remi-php**.repo
が enabled=1
になっていないかチェックする。
複数のバーションを enabled=1
にすると yum が失敗します。