zip コマンドで特定のファイルとフォルダを除外して、カレントディレクトリ以下のファイルを圧縮するサンプルです。
環境
- Cent OS 7
- KAGOYA CLOUD VPS の一番安いプラン(いつもの)
手順書
zip -r <ZipFileName> <TargetPath> -x '*<ExcludeFile>*' ...
項目 | 説明 |
---|---|
-r | <TargetPath>を再帰的(サブディレクトリを含めて)に処理するオプション |
<ZipFileName> | 出力する圧縮ファイルの名前を指定する |
<TargetPath> | 圧縮するファイル(フォルダ)を指定する |
-x | 圧縮するファイル(フォルダ)から指定のファイル(フォルダ)を除外するオプション |
'*<ExcludeFile>*' ... | 圧縮するファイル(フォルダ)から除外するファイル(フォルダ)を指定する(複数可) |
サンプル
zip -r dest.zip ./ -x '*gulpfile.js*' '* package.json*' '*node_modules*' '*scss*'
上記のコマンドは、カレントディレクトリ以下のファイルを gulpfile.js、package.json、.vscode、node_modules、scss を除外して dest.zip という名前の圧縮ファイルを作成するコマンドです。
gulpfile.js と package.json はファイル、node_modules と scss はフォルダです。
オプション -x 以降に除外したいファイル名、フォルダ名を '* と *' または "* と *" で囲む。