【Unity】URPに対応していないアセットを対応させる
2022-8-17 | Unity
UnityでURPに対応していないアセットをURPに対応させたい!メッシュやマテリアルがピンク(紫?)になってしまってるのを直したい!!
概要
今回の記事では、UnityでURPに対応していないアセットをURPに対応させる手順を掲載する。
サンプルのアセットとしてSbbUtutuyaさんのJapanese School Classroomを使わせていただきます。
仕様書
環境
- Unity 2021.3.3f1
手順書
URPのテンプレートを使ったプロジェクトでURPに対応していないアセットが使われたSceneを読み込むと下図のように、モデルのテクスチャなどがピンク(紫?)なってしまってる。Projectのサムネイルも同様にピンク(紫?)まみれ。
この問題は、レンダーパイプラインをURPに対応したものに変換すれば解決できる。
下記は、プロジェクトに読み込まれてるアセットのレンダーパイプラインなどをURPに対応したものに変換する手順です。
- 「Window」->「Rendering」->「Render Pipeline Converter」を左クリックする。
- Render Pipeline Converterのダイアログが表示される。上のコンボボックスで「Built-in to URP」を選択する。下のリストの「Rendering Settings」「Material Upgrade」「Material and Material Reference Upgrade」「Readonly Material Converter」の全てにチェックを入れる。
- 左下の「Initialize Converters」を左クリックする。
- 「Rendering Settings」のリストに全てチェックを入れる。「Material Upgrade」のリストはデフォルトでチェックが入ってる。アセットによってリストの内容が変わるので、必要なものに全てチェックを入れる。
- 右下の「Convert Assets」を左クリックする。
- しばらくするとアセットが変換されて、Sceneのモデル、Projectのサムネイルが正常に表示される。
まとめ(感想文)
大体のモデル関連のアセットはこの手順でURP対応できようになる。
教室の中からの画像。
すごく良い感じ。
引用・参考文献
下記のアセットをサンプルとして使わせていただきました。ありがとうございました。
SbbUtutuyaさんは今回のアセットも含めて他も高品質なアセットを販売・公開されていらっしゃいます。要チェックです!