【Python】VSCODEでJupyter Notebookを使う
2024-1-24 | Python
VSCODEでPythonのJupyter Notebookを楽に使いたい!
概要
今回の記事では、VSCODEでPythonのJupyter Notebookを楽に使う手順を掲載する。
仕様書
環境
- Windows_NT x64 10.0.22621
- VSCODE 1.85.2
- Python 3.11.5
- Jupyter Notebook Renderers v1.0.17
手順書
「環境構築編」と「テスト編」の二部構成です。
環境構築編
pyenv
とpipenv
が導入されてるプロジェククトでJupyter Notebookを起動できるよう設定する。
- プロジェクトのディレクトリのルートで下記のコマンドを実行する。
プロジェクトのPythonのバージョンを指定する。pyenv local 3.11.5
Jupyter Notebookのパッケージをインストールする。
pipenv install notebook
これはJupyter Notebookの動作自体に必要ないパッケージ。動作テストで使う。
pipenv install np matplotlib
- VSCODEでJupyter Notebookをブラウザを介さず、直接実行できるようになる拡張機能「Jupyter Notebook Renderers」をインストールする。
「Extensions」->「notebook」で検索->「Jupyter Notebook Renderers」->「Install」
テスト編
テストとしてJupyter Notebookでノイズ画像を生成して表示してみる。
- プロジェクトのディレクトリの中に
noise.ipynb
を作成する。 noise.ipynb
の中身は下記のような感じ。適当にブロックに分けても分けなくてもよい。import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt
width = 512
height = 512
noise = np.random.random((width, height))
noise_pic= (255*noise).astype(np.uint8)
plt.imshow(noise_pic, cmap='gray')
plt.title('Noise')
plt.show()
1. 初回、コードを実行しようとすると下図のようにPython.exe
の場所を聞かれるので選択する。私の環境の場合はプロジェクトのディレクトリの中にある仮想環境のものを選択した。
[![](/wp-content/uploads/python-use-jupyter-notebook-from-vscode-2.png)](/wp-content/uploads/python-use-jupyter-notebook-from-vscode-2.png)
1. VSCODEの右上に選択したPythonのバージョン等が表示される。
[![](/wp-content/uploads/python-use-jupyter-notebook-from-vscode-3.png)](/wp-content/uploads/python-use-jupyter-notebook-from-vscode-3.png)
1. 改めてコードを実行して下図のような感じになればOKだ!
[![](/wp-content/uploads/python-use-jupyter-notebook-from-vscode-4.png)](/wp-content/uploads/python-use-jupyter-notebook-from-vscode-4.png)
## まとめ(感想文)
コードの動作を確認するのに便利かもね!
画像の処理を表示しながら時系列的に確認できるのっていいね!