Ubuntu20で稼働してるMariaDBに外部接続したい!
概要
この記事では、Ubuntu20で稼働してるMariaDBに外部接続する手順を掲載する。
仕様書
環境
- Ubuntu 20.04 LTS
- MariaDB 15.1
手順書
「ポート開放編」と「MariaDB設定編」の2部構成です。
ポート開放編
下記のコマンドをターミナルで実行してポート開放する。MariaDBのポートはデフォルでは3306
となってる。ポートを変更してる場合は読み替えて下さい。
sudo ufw allow 3306/tcp
sudo ufw reload
sudo ufw status
MariaDB設定編
MariaDBの設定ファイル(/etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf
)を下記のようなに変更する。
19
行目のコメントアウト(行の先頭の#
)を削除する。
port = 3306
28
行目のIPアドレスをを0.0.0.0
に変更する。
bind-address = 0.0.0.0
設定ファイルを保存したら、下記のコマンドをターミナルで実行してデータベースを再起動する。
sudo systemctl restart mariadb
これで外部接続できるアカウントを使ってデータベースに接続できるようになる。ホストがlocalhost
に設定されてるアカウントでは外部接続できないので注意。
下記はデーターベースのアカウントを作成するクエリなんだけども、%
の部分でホストを設定する。ホスト名やIPアドレスで設定する。例のように%
とするとホストを問わず接続できるようになる。(セキュリティは低下する)
GRANT ALL ON *.* TO '<NAME>'@'%' IDENTIFIED BY '<PASSWORD>' WITH GRANT OPTION;
こんな権限を持ったアカウントを外部接続させてはいけない。(一応注意)
まとめ(感想文)
個人的には外部接続させない運用にするのが良いと思う。思うけども、どうしても外部接続しなければならないことも状況によってはあるかもね!