【Power Automate Desktop】「JavaScriptを実行」を使って日時から月や日を取得する
2024-8-6 | JavaScript, Power Automate Desktop
Power Automate Desktopの「JavaScriptを実行」を使ってExcelの日時から「月」と「日」取得したい!
概要
この記事では、Power Automate Desktopの「JavaScriptを実行」を使ってExcelの日時から「月」と「日」を取得する手順を掲載する。
仕様書
環境
- Power Automate 2.46.162.24194
手順書
Excelのセルに保存された日時(yyyy/MM/dd HH:mm:ss)から月(MM)と日(dd)を取得する例。
自動入力したい先の月日の入力のフォームがそれぞれコンボボックスになってる場合とかに使えそう。
0埋めされてる場合は先頭の0を取り除く。
月を取得する例。
var n = '%CurrentRow['datetime']%';
var regex = /\d{4}\/(\d{2})\/(\d{2})/;
var match = n.match(regex);
var m = match[1];
var r = m.replace(/^0/, '');
WScript.StdOut.Write(r);
日を取得する例。
var n = '%CurrentRow['datetime']%';
var regex = /\d{4}\/(\d{2})\/(\d{2})/;
var match = n.match(regex);
var m = match[2];
var r = m.replace(/^0/, '');
WScript.StdOut.Write(r);
Excelで読み取った日時のデータが%CurrentRow['datetime']%に入ってるとする。
正規表現を使ってyyyy/MM/ddの部分を抽出する。match[0]に年、match[1]に月、match[2]に日がそれぞれ抽出される。
replace(/^0/, '')で先頭の0埋めの0が存在する場合は削除する。
戻り値をWScript.StdOut.Write()の引数として渡す。
まとめ(感想文)
この「JavaScriptを実行」は、まともなデバッグ機能がないのがしんどい!シンタックスエラーくらいは表示してほしいと思う今日この頃。
