CentOS 7で作った古のNode.jsのプロジェクトをUbuntu 22で開発できるようにアップデートしたい!
概要
今回の記事では、CentOS 7で作った古のNodeJSのプロジェクトをUbuntu 22で開発できるようにアップデートする手順を掲載する。
環境
- Ubuntu 22.04.2 LTS
- Node.js v18.16.1
- npm 9.8.0
手順書
Node.jsのプロジェクトで使ってるパッケージをまとめてメジャーバージョンアップ(2.x.x->3.x.xみたいな)する。
npm update
ではマイナーバージョンアップ(2.0.0->2.1.2的な)はするんだけども、メジャーバージョンアップすることはできない。npm update
の代わりにパッケージnpm-check-updates
を使うとパッケージをまとめてメジャーバージョンアップできる!
グローバルにnpm-check-updates
をインストールする。
npm install -g npm-check-updates
更新できるパッケージを確認する。
npm-check-updates
パッケージを更新する。
ncu
元々が古のプロジェクトなんで更新するとプロジェクトの依存関係もぐちゃぐちゃになってるみたいいなので修正する。
npm audit fix
残りは、下記の記事のgulp-sass
のようにパッケージの仕様変更に個別で対応していく。
まとめ(感想文)
CentOS 7に保存されてた古のNode.jsのプロジェクトを中途半端に更新したら起動できなくなって、急遽Ubuntu 22に引っ越しする羽目に。引越し後、パッケージを更新したりスクリプトを修正したりでなんとかビルド&起動できるようなった。