【Node.js】fnmでバージョン管理する
Node.jsのバージョンをfnmで管理したい!
概要
今回の記事では、Node.jsのバージョンをfnmで管理する手順を掲載する。
fnmはWindowsにも対応してて、ディレクトリー毎に使いたいNode.jsのバージョンを自動に切り替えれる!
仕様書
環境
- Windows 11 Home 23H2
- Chocolatey 2.3.0
- Ubuntu 22.04.4 LTS
手順書
Windowsにインストールする例とUbuntuにインストール例を挙げる。使い方は共通。
インストール(Windows)編
Chocolateyを使うとインストールが楽なので下記の記事を参考にインストールする。
Chocolateyを使ってfnmをインストールする。
choco install fnm
PowerShell用のスクリプトを保存するパスを調べる。
$Profile
私の環境ではC:/Users/<user_name>/Documents/PowerShell/Microsoft.PowerShell_profile.ps1だった。
ディレクトリーPowerShell以降が存在しなかったので、ディレクトリーPowerShellを作ってその中にMicrosoft.PowerShell_profile.ps1を作った。
Microsoft.PowerShell_profile.ps1に下記を入力して保存する。
fnm env --use-on-cd | Out-String | Invoke-Expression
Microsoft.PowerShell_profile.ps1はPowerShellが起動した時に自動的に読み込まれるスクリプトだ。Ubuntuで言うbash_profile的な!?
PowerShellを再起動してfnmが実行できればOKだ!
fnm -v
インストール(Ubuntu)編
curlを使ってfnmをインストールする。curlが無い場合はsptでインストールしておく。
curl -fsSL https://fnm.vercel.app/install | bash
使い方編
fnmでインストールできるNode.jsのバージョンを確認する。
fnm list-remote
fnmでインストールするNode.jsのバージョンを指定してインストールする。
fnm install 22.3.0
使用するNode.jsのバージョンを指定する。複数バージョンをインストールした場合はこのコマンドでバージョンを切り替える。
fnm use 22.3.0
ディレクトリーにNode.jsのバージョンが書かれた.node-versionがあるとそのディレクトリーではそのバージョンのNode.jsが使用される。該当のバージョンがインストールされてない場合はインストールが促される。便利!
.node-versionにはnode -vで出力される文字列をそのまま書く。下記のような感じ。
v22.3.0
まとめ(感想文)
nの方がシンプルなんだけども、fnmはディレクトリー毎に使うバージョンを自動で切り替えて便利。Windowsでも使えるっていうのもポイント高い!
