【Go】Ebitengineをインストールする

ネコニウム研究所

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【Go】Ebitengineをインストールする

2025-1-15 | ,

GoのEbitengineを使ってみたい!

概要

今回の記事では、GoのEbitengineを使ったプロジェクトを作成する手順を掲載する。

EbitengineはGoで書かれた2Dゲームエンジンです。


「くまのレストラン」と「メグとばけもの」は、Ebitengineで作られてて、STEAM等で販売されてる。どちらもめちゃくちゃ良いゲームですね。

仕様書

環境

  • Go 1.23.5
  • Ebitengine 2.8

手順書

Goをインストールする。インストーラーでインストールするのが楽ちん。PATHも勝手に通してくれる。

Goのプロジェクトを作る。

go mod init example.com/sample

上記のコマンドを実行するとgo.modが生成される。このファイルにライブラリーの依存関係などが記述される。

main.goを作って、下記のような感じにする。公式のチュートリアルに掲載されてるHello, World!を表示するコードです。

package main

import (
    "log"

    "github.com/hajimehoshi/ebiten/v2"
    "github.com/hajimehoshi/ebiten/v2/ebitenutil"
)

type Game struct{}

func (g *Game) Update() error {
    return nil
}

func (g *Game) Draw(screen *ebiten.Image) {
    ebitenutil.DebugPrint(screen, "Hello, World!")
}

func (g *Game) Layout(outsideWidth, outsideHeight int) (screenWidth, screenHeight int) {
    return 320, 240
}

func main() {
    ebiten.SetWindowSize(640, 480)
    ebiten.SetWindowTitle("Hello, World!")
    if err := ebiten.RunGame(&Game{}); err != nil {
        log.Fatal(err)
    }
}

依存してるライブラリーをインストールする。

go mod tidy

コマンドを実行するとgo.sumにライブラリーのチェックサムなどが記述される。

コードを実行してみる。

go run .

ビットマップフォントでHello, World!と表示されたウィンドウが出ればOKだ!

まとめ(感想文)

UnityとかGodotみたいな専用のエディターを使うゲームエンジンではなく、昔ながらのDirectXとC++みたいなコード中心の開発環境だ!

参考文献・引用

下記の公式のチュートリアルを参考にさせていただきました。ありがとうございました。