【Unity】2DのプロジェクトでURPを使えるようにする
Unityで2DのプロジェクトでURPを使えるようにしたい!
Unityの勉強中です。
概要
今回は、2DのプロジェクトでもURPを使って、いろいろな視覚的な効果を演出できるよう「Universal RP」パッケージをインストールする手順を掲載する。説明に必要最低限(Sprite Renderを表示)のプロジェクトを作成する。
この記事は現時点でのLTSのバージョン(Unity 2020.3.x.x)向けとなっております。最近のバージョンではテンプレートに「2D(URP)」があるのでこちらを使ってプロジェクトを作成するといいです。
仕様書
環境
- Unity 2020.3.25.f1
手順書
パッケージをインストールする
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Unity EditorからPackeage Managerを開く。 
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左上の「+」アイコンの右横の「Package: In Project」をクリックすると、いくつかの選択肢が表示されるので「Package: Unity Registtry」をクリックする。 
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右上の検索用のテキストボックスに「Universal」と入力すると左のリストに「Universal RP」が表示されるのでクリックする。 
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右に「Universal RP」の情報が表示される。右下の「Install」をクリックする。 
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インストールが完了すると「Package: In Project」のリストの中に「Universal RP」が表示される。 
必要なアセットを作成する
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「Project」の中の「Assets」で右クリックし表示されるポップアップメニューを「Create」->「Rendering」->「Universal Render Pipeline」->「Pipeline Asset(Forward Renderer)」の順にクリックする。 
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「Assets」の中に「UniversalRenderPipelineAsset」と「UniversalRenderPipelineAsset_Renderer」が作成される。「UniversalRenderPipelineAsset_Renderer」は使わないので削除する。 
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「Project」の中の「Assets」で右クリックし表示されるポップアップメニューを「Create」->「Rendering」->「Universal Render Pipeline」->「2D Renderer(Experimental)」の順にクリックする。 
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「Assets」の中に「New 2D Renderer Data」が作成される。 
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「Assets」の中の「UniversalRenderPipelineAsset」をクリックする。 
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「Inspector」の中の「General」->「Renderer List」を「New 2D Renderer Data」に変更する。 
プロジェクトのセッティングを変更する
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「Edit」->「Project Settings...」をクリックする。 
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左のリストの中の「Graphics」をクリックする。 
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右の「Scriptable Render Pipeline Settings」を「UniversalRenderPipelineAsset」に変更する。 
シーンにグローバルライトを追加する
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「Hierarchy」の中で右クリックし表示されるポップアップメニューを「Light」->「2D」->「Global Light(Experimental)」の順にクリックする。 
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「Hierarchy」の中に「Global Light 2D」が作成される。 
テスト: グローバルライトの効果を確認する
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「Hierarchy」の中で右クリックし表示されるポップアップメニューを「2D Oblect」->「Sprites」->「Square」の順にクリックする。 
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「Hierarchy」の中に「Square」が作成される。 
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「Square」を「Game」パネルから見える位置に「Scene」パネルから移動する。 
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現在は、グローバルライトの効果の影響で「Square」は白く表示されてる。試しに「Global Light 2D」を「Inspector」パネルの中の一番上の「Global Light 2D」の左のチェックボックスのチェックを外し、無効化してみる。 
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光源がなくなるため、「Square」が黒く表示される。(Gameパネルで表示を確認する) 
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「Global Light 2D」の設定を変えてみて、それぞれの項目を変更するとどのように表示に影響されるか試してみる。(例として、Intensityは光の強さ、Colorは光の色を設定できる) 
まとめ(感想文)
URPを使って2Dの可能性が広がりんぐ。

