【Remote Desktop】原因は CredSSP 暗号化オラクルの修復である可能性があります。
WindowsのRemote Desktopで古めのWindows Serverに接続しようとすると「認証エラーが発生しました。要求された関数はサポートされていません。」と表示されて失敗するのをなんとかしたい!
概要
今回の記事では、WindowsのRemote Desktopで古めのWindows Serverに接続しようとすると「認証エラーが発生しました。要求された関数はサポートされていません。」と表示されて失敗するのをなんとかする手順を掲載する。
仕様書
環境
- 接続元: Windows 11 Home
- 接続先: Windows Server 2016
手順書
テストでローカルの仮想環境にWindows Server 2016をイントールして、ホストのWindowsからRemote Desktopで接続しようとしたら「認証エラーが発生しました。要求された関数はサポートされていません。」と表示されて接続できない!
もう少し詳しくエラーの内容を書くと下記のような感じ。
認証エラーが発生しました。
要求された関数はサポートされていませんリモート コンピューター: ...
原因は CredSSP 暗号化オラクルの修復である可能性があります。
詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=866660 を参照してください
よく分からないんだけども、詳細を見ると指定されてる暗号化の処理に対応できてないっぽい。
どうにか解決させるパターンが2つある。
Windows Update編
接続先のWindows ServerでWindows Updateを最後までやる。
すると、Windows Serverが指定してる暗号化に対応できるようになるようでRemote Desktopで接続できるようになる。
それなりに時間がかかるんだけども、ローカルの環境とはいえセキュリティ的にも安心できる方法。
Remote Desktopの設定編
接続先のWindows ServerのRemote Desktopの設定でどうにかするパターン。
「ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピューターからのみ接続に許可する(推奨)」のチェックを外す。
おそらくセキュリティレベルが下がるんだけども、とりあえずRemote Desktopで接続できるようになる。
ローカル、且つ、すぐに環境を消してしまうようなら一時的な使い方ならこちらでも良いかもしれない。
まとめ(感想文)
基本的に前者のパターンがおすすめ。