【Power Automate Desktop】「Windows 環境変数を取得」でHOMEPATHを取得できない
Power Automate Desktopの「Windows 環境変数を取得」でHOMEPATH
を取得できないのをなんとかしたい!
概要
この記事では、Power Automate Desktopの「Windows 環境変数を取得」でHOMEPATH
を取得できないのをなんとかする手順を掲載する。
環境によるかもなんだけども、おそらくADを導入してる職場のPCではHOMEPATH
を取得できないのかもしれない。
仕様書
環境
- Power Automate 2.46.00242.24194
手順書
Power Automate Desktopの「Windows 環境変数を取得」を使うとユーザーやシステムの環境変数の値を取得できる。
んで、環境変数HOMEPATH
はログインしてるユーザーのホームとなるディレクトリーのパスが\Users\<user_name>
という感じで保管されてて、エクスプローラーに%HOMEPATH%
と入力して実行するとログインしてるユーザーのユーザーディレクトリーが開かれる。
環境変数HOMEDRIVE
はユーザーのホームのディレクトリーのパスのドライブレターがC:\
(ホームがC
ドライブにある場合)という感じで保管されててHOMEPATH
と組み合わせるとホームのディレクトリーへの絶対パスを取得できる。
コマンドプロンプトでecho
で環境変数HOMEPATH
を実行すると
echo %HOMEPATH%
環境変数HOMEPATH
が使える環境では
\Users\<user_name>
という感じで出力されるんだけども、使えない環境では
\
という感じでホームのディレクトリーの場所を示してくれない。
おそらくADで管理されてるアカウントだと勝手が違うんだと思われ。
どうにかしてホームのパスを取得したい!
んでんで、探して見つけた代替になる環境変数がUSERPROFILE
。
echo
を試してみると
echo %USERPROFILE%
ドライブレター付きでホームのディレクトリーのパスが表示された!
C:\Users\<user_name>
こっちの環境変数の方が便利だ!そして、ADで管理されてるアカウントでも同じようにホームのディレクトリーのパスが表示された!
もちろん、Power Automate Desktopの「Windows 環境変数を取得」でも使えた!ただ、私の環境では詳細の「スコープ内でのみ変数を検索」を「オフ」にしないとスコープが「ユーザー」でも「システム」でも「変数が存在しません。」というエラーになって値を取得できなかった。
まとめ(感想文)
ほとんどPower Automate Desktopとというか環境変数の話だったと思う今日この頃。