Hunyuan3D 2をWindowsにインストールして1枚のPNG画像から3Dモデルを作りたい!
概要
今回の記事では、Hunyuan3D 2をWindowsにインストールする手順を掲載する。
オリジナルのテンセントのバージョンは私の環境ではまともに動きそうになかったので
こちらのWindows向けの省VRAM版のバージョンをインストールした。
仕様書
環境
- Microsoft Windows [Version 10.0.26100.3915]
- CUDA 12.8
- Python 3.11.5
手順書
下記のページからHunyuan3D2_WinPortable.7z
をダウンロードして展開する。
D:\Hunyuan3D2_WinPortable
に展開したとして話を進める。
Hunyuan3D2_WinPortable
の中にある0-initialize.bat
を実行する。
完了すると他のbat
ファイルが作成される。
2-download-models.bat
を実行する。モデルのダウンロードが始まる。19GBほどの容量。
3-start.bat
を実行するとサーバーが立ち上がるのでブラウザでアクセスする。
この時点では形状の生成されてテクスチャは生成されない。
テクスチャも生成されるようにする
テクスチャを生成するにはCUDA Toolkit 12.8.1とVisual Studio Build Tools 2022が必要だ。
また、この処理をすると要求されるVRAMの容量が増加するので注意。
CUDA Toolkit 12.8.1は下記からダウンロードしてインストールする。
「Libraries」と「Compilers」にチェックを入れてインストールする。
Visual Studio Build Tools 2022は下記からダウンロードしてインストールする。(Visual Studioそのものでも可)
ワークロードにある「C++によるデスクトップの開発」にチェックを入れてインストールする。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Visual Studio 2022\Visual Studio Tools\VC
にx64 Native Tools Command Prompt for VS 2022
というショートカットがあるので、これを右クリックして「管理者として実行」を選択する。
Hunyuan3D2_WinPortable
に移動する。
cd /d D:\Hunyuan3D2_WinPortable
環境変数をセットする。
set DISTUTILS_USE_SDK=1
1-compile-install-texture-gen.bat
を実行する。
3-start.bat
を実行するとサーバーが立ち上がるのでブラウザでアクセスする。
形状とテクスチャが生成されるようになってる。
まとめ(感想文)
後発っていうのもあるんだけども、TripoSRより出力の結果が良い気がする。